信頼されるWebデザイナーの特徴とは?|チームで評価される3つの行動パターン

信頼されるWebデザイナーの特徴とは?|チームで評価される3つの行動パターン

スキルを身につけて、制作スピードも上がった。なのに、なぜか年収が思うように伸びない。
そんな悩みを抱えていませんか。

実は、年収アップに必要なのは、デザインスキルの向上だけではありません。チームでの信頼度が、あなたの市場価値を大きく左右します。


私自身、スキルばかりを磨いていた時期は年収が停滞していました。でも、チームでの「ふるまい方」を変えただけで、評価と年収が一気に上がったんです。

この記事では、デザインスキル以外で年収を上げる3つの方法を、実体験をもとに紹介します。

どれも特別なスキルは必要ありません。明日から誰でも始められる、再現性の高い方法にまとめました!

【1】なぜスキルが高いのに年収が上がらないのか

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Webデザイナーとして働き始めて1年の頃。PhotoshopもIllustratorも使えるようになり、制作スピードも上がってきていました。それなのに、年収は思うように伸びていない。

当時の私は、「スキルを上げれば自動的に評価される」と思っていました。でも現実は、スキルの高さと年収の高さは必ずしも比例しません。

なぜなら、多くのデザイナーは「個人戦」で仕事をしているからです。与えられたタスクを黙々とこなし、完成品を提出する。この働き方では、どれだけスキルが上がっても「作業者」の枠から抜け出せません


作業者に回ってくるのは、決められた仕様の制作作業のみ。単価は安く、責任も軽い仕事ばかりです。バナー制作、LP修正、既存サイトの微調整。これらの作業は確かに必要ですが、年収を大きく左右するような重要度の高い仕事ではありません。

一方、年収が高いデザイナーは、企画の初期段階から参加し、クライアントとの調整や後輩の指導まで任されています。その違いを生み出しているのが、「チームでの信頼度」なんです。


【2】年収アップに直結する「チーム内での信頼」とは

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信頼されているデザイナーには、質の高い仕事が自然と集まります。

新規クライアントの重要な案件、予算規模の大きいプロジェクト、長期継続の戦略的な仕事、チームリーダーやディレクター職。これらの仕事は、確実に成果を出してくれる人にしか任せられません。

つまり、信頼度が上がることで、年収に直結する責任のあるポジションに就けるようになるのです。

私自身、チームでの信頼構築を意識し始めてから、任される仕事の質が明らかに変わりました。単発の制作作業から、新規事業立ち上げから伴走する案件。さらに新人デザイナーの指導まで任されるようになり、結果として収入も5年で時給950円から月給41万円までアップしました。

この変化は、デザインスキルの向上によるものではありません。チームの中で「この人がいると安心」と思ってもらえる行動を積み重ねた結果です。


【3】年収を上げる3つの信頼構築法

1.進捗を「見せながら進める」で重要案件を任される人になる

以前の私は、完成してから報告するのが当然だと思っていました。「途中で見せると中途半端に思われる」「完成品で期待値を超えたい」と考えていたからです。

でも、それでは相手は「今どうなっているのか分からない」状態で待つことになります。上司から「進捗どう?」と聞かれるたびに、「信用されていないのかな」とモヤモヤしていましたが、本当の原因は「途中を見せない自分」にありました。

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あるとき、思い切って未完成の資料を見せてみました。「午前中に構成案を固めます。午後にラフを共有します」と一言共有しただけで、相手の表情がほっと和らいだのを今でも覚えています。

この変化が年収にどう影響したか。

「見せながら進める人」は、途中で軌道修正ができるため、大きな手戻りが発生しません。結果として、予算やスケジュールがタイトな重要案件も安心して任せてもらえるようになります。

重要案件は周囲の期待も高く、成功すれば次のプロジェクトにもつながる。この好循環が、年収アップの土台になるんです。

2.「いつ返すか」を先に伝えて、上位ポジションの信頼を獲得する

依頼を受けたとき、「了解しました」で終わらせていませんか?相手が本当に知りたいのは「できるか・できないか」ではなく「いつ、どう動くか」です。

かつての私は、完成するまで黙って作業を進めていました。でも、ある日営業担当から「進捗どうなってる?」と聞かれ、ハッとしました。相手には、「終わりの見通し」が伝わっていなかったんです。

それ以来、「今日中に一次案を出します」「明日の午前中に確認しますね」と、次のアクションを必ずセットで伝えるようにしました。

この習慣が年収に与える影響は大きいです。

営業や企画担当は、クライアントとの約束を守るために、確実にスケジュール通りに動いてくれる人を求めています。「この人なら安心してクライアントに提案できる」と思われることで、より条件の良い案件や、企画段階からの参加機会が増えました。

企画段階から参加できれば、制作だけでなく戦略立案の経験も積める。この経験が、将来的なディレクターやプロデューサーへの道筋となり、年収の大幅アップにつながります。


3.「流れを作る」ことで責任者ポジションを獲得する

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信頼構築の最終段階は、「自分のタスクをこなす人」から、「チームの流れをつくる人」へ変わることです。

あるとき、複数人で進めていた企画の方向性が、会議の終盤でふわっとしたまま終わりそうになったことがありました。「この件、どう進めましょうか?」と誰かが言っても、誰も最初の一歩を決められない。全員が黙り込む、あの気まずい空気です。

以前の私は、上司が指示を出すまで静かに待っていました。でもその沈黙の数分が、結果的に次のMTGまで作業をまるごと止めてしまう可能性もある。

そのとき、私はまとめ役でもリーダーでもない立場でしたが、「いったん、私の方で今日中に案を整理して、明日の朝に共有しますね」と言いました。

この一言で、会議はスムーズに終わり、上司も「それでいこう」とすぐに判断。その後も「yagiさんがいると、話が流れるようにまとまるね」と言われるようになりました。

このポジションに立てると、年収への影響は絶大です。プロジェクトの進行を任されるようになり、自然と責任者やサブリーダーのポジションが回ってきます。責任が少しずつ出てくる分、評価も給与も大幅にアップします。

【4】信頼が年収に変わる具体的なプロセス

これらの行動を続けると、以下のような好循環が生まれます。

第1段階:信頼構築
途中共有、スケジュール明示、流れづくりを継続

第2段階:仕事の質向上
重要案件、継続案件、責任のある仕事が集まる

第3段階:ポジション向上
リーダー、ディレクター職への昇格機会

第4段階:年収アップ
社内昇給または転職での市場価値向上

実際に私は、この流れで時給950円のアルバイトから、正社員として月給41万円まで年収を上げることができました。転職活動でも「チームをまとめた経験」「プロジェクト進行の実績」が高く評価され、複数社からお声をいただくことができました。

重要なのは、この変化がデザインスキルの向上ではなく、チームでの「ふるまい方」の変化によって起きたということです。


【5】明日から始められる、年収アップにつながる3つの行動

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  1. 途中でも、「今こう考えています」とラフな段階を共有してみる
    →完璧を求めず、60%程度でも見せる勇気を持ってみよう
  2. 依頼には、「いつ、どんな形で返すか」をセットで伝えてみる
    → 「了解です」の後に、必ず期限と形式を追加してみよう
  3. 会議やチームで迷いが生まれたら、「じゃあ、私の方で一度整理しますね」と流れをつくってみる
    →決定権は無理に取らず、次の一歩を提示してみよう

信頼は年収を支える、最も確実な資産

年収アップのために、新しいツールを覚えたり、難しい技術を習得する必要はありません。今日からできる小さな行動の積み重ねが、1年後のあなたの年収を大きく左右します。


スキルは他の人も身につけられますが、信頼は個人の財産です。

チームで「この人がいると安心」と思われることが、結果として最も確実な年収アップの道筋になります。

焦って転職を考える前に、まずは今の職場でこの3つの行動を試してみてください。3ヶ月続けるだけでも、任される仕事の質が変わってくるはずです。

デザイナー1.5年目の教科書
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スキルはついた。でも、次に何をすればいいかわからない。そんな駆け出しデザイナーに、一歩先を歩く現役デザイナーがリアルな経験とノウハウを伝えます。
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